注意が必要な個人輸入

未承認薬、コピー薬、偽造薬

同一名、同一含有量の医薬品であっても、日本国内の流通経路を辿っていない医薬品は厚生労働省の未承認薬です。未承薬で何等かの問題があった場合は医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。また、海外承認薬であってもインドのように製法が異なったり、某国のように衛生状態が悪い環境下で製造されているものもあります。これにはコピー品、イミテーション、偽造品等の分類がありますが、この文面では割愛します。

個人輸入代行

医薬品の個人輸入代行の実態は個人で輸入すれば合法という考え方から代行業と称したり、紹介している会社としてオンライン薬局を設置している会社が殆どです。多くの個人輸入代行会社は日本国外の住所を利用し、運営はどこの国で行っているかは不明です。サイト内の日本語には問題がありませんので日本人が編集しているとわかります。さて、ここでお気づきと思いますが、なぜか国内のコンビ二払いが可能だったり電子マネーが使えることです。これは国内に決済処理を行う会社があることを示します。また、配送についても何故かレターパックなどで送付されるケース。これは国内に在庫があることがわかります。

アフィリエイト

医薬品の個人輸入代行と称した薬通販は減少しているようで実際には淘汰され、個人のアフィリエイトが目立つようになりました。特に日本法人が存在しないアフィリエイトを利用した広告活動が確認できましたので公開します。

以下のタグが含まれる医薬品の広告は日本の医療広告ガイドラインに抵触するものが多く存在します。日本国内在住のアフィリエーターの皆さまも知らないうちに法に触れる可能性があります。

広告に含まれるURLの例) mttag.com/0/000-0000

物流事情

2020年5月7日現在、コロナウイルス感染症の影響により海外配送の多くが停止されています。オンライン薬局で購入しても届かない事例も確認されています。日本郵便のお知らせをご確認下さい。

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