バイアグラの処方

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バイアグラの処方

バイアグラ(Viagra)とは

バイアグラは、世界初のED治療薬(国内正規品)です。
その有効性が証明されてから、ED治療薬の代名詞的存在となりました。

国内での販売開始は、1999年3月に「25mg」「50mg」がそれぞれ発売されました。
「100mg」のバイアグラは、国内では認可されていません。

製造販売は、ファイザー株式会社という製薬会社です。

もともと、1990年代前半から狭心症の治療薬として研究されていました。
しかし、治療効果が芳しくないことから試験が中止されることになります。

試験薬の返却を被験者に求めたところ、返却を渋っていることから理由を尋ねました。
その試験薬から、わずかに陰茎の勃起を促進する作用が認められ、これが後のED治療薬バイアグラとして発売されるに至る経緯です。

1998年1月にアメリカ合衆国で販売を開始されると、「夢の薬」「画期的新薬」とマスコミに騒がれました。

多くの個人輸入代行業者が、バイアグラを日本へ輸入し、個人も簡単に入手できるようになります。
夢の薬と騒がれる中、狭心症を患ってニトログリセリンなどの硝酸エステル薬を服用している方がバイアグラを服用したため、重篤な健康被害や心停止による死亡事故が数件発生しました。

日本で健康被害が発生していることから、早急に安全対策を取らなければならない状況になります。

その後、日本国内での臨床試験を実施せず、アメリカ合衆国の承認データを用いる異例のスピード審査によって、1999年1月25日に製造承認、同年3月23日よりファイザーから販売されました。

バイアグラの名前の由来は諸説あります。
有力なナイアガラ説では、vital(生きいきした)とNiagara(ナイアガラの滝)。
バイタルの活力と、ナイアガラの滝のような激しく吹き出す勢いを合わせた言葉です。

バイアグラ(Viagra)の有効成分

バイアグラの有効成分は「シルデナフィル」という成分です。

服用することで、陰茎海綿体の血管に存在する平滑筋が緩まり、海綿体への血液の流入量を増やす作用があります。
性的興奮や刺激を受けると、性行為を行うのに十分な勃起を促し、維持させることが出来ます。

シルデナフィルは、海綿体平滑筋を弛緩する成分であるcGMPを分解する、PDE5(ホスホジエステラーゼ5)という酵素を阻害します。
cGMP分解酵素・PDE5(ホスホジエステラーゼ5)を阻害することで、cGMP濃度を高め、海綿体平滑筋を弛緩させ、陰茎を勃起させます。

※性的な興奮を高める催淫剤ではありません。
※性的刺激がなければ勃起は起こりません。
※性的興奮が治まると、自然に勃起も治まります。

バイアグラ(Viagra)の特徴

バイアグラは、根強いファンが多く指名買いされるED治療薬です。

強い勃起力を促しますが、バイアグラにはひとつ弱点があります。

レビトラやシアリスは食事の影響を受けにくいED治療薬ですが、バイアグラは食事の影響を強く受けます。

バイアグラを飲んでも効果が見られないという患者様の多くが、食事をされていることが原因です。

食事をされる方は、食前30~40分前にバイアグラを服用しましょう。
バイアグラの有効成分が吸収されてからの食事でしたら、効果が著しく落ちることはありません。

バイアグラ(Viagra)の効果・効能・服用方法

  • バイアグラは「強い勃起力」により、性行為を行うのに十分な勃起を促し、維持させることが出来ます。
  • 服用は、性行為の1時間前に服用してください。
  • 効果発現までの時間は、速い人で30分後から効果が現れます。
  • 服用後、最高血中濃度に達する時間は、30分~1時間が目安です。
  • 効果の持続時間は、「25mg」は4~5時間、「50mg」は5~6時間は作用します。
  • 服用間隔は、1日1回、24時間以上あけて服用してください
  • 食事に影響を受けますので、空腹時の服用が効果的です。
  • 食事をされる場合、食前30~40分前に服用しましょう。
  • 適度なアルコールは緊張を和らげED治療薬の効果を高めますが、飲みすぎるとバイアグラの血管拡張効果により、アルコールの回りが早くなり危険ですのでご注意ください。
  • 処方された用量で効果が得られない、あるいは副作用が気になる場合は、医師と相談の上、用量の調整をしてみると良いでしょう。
  • 副作用は効果発現時に現れることがありますが、作用時間の経過とともに治まります。依存性はありませんのでご安心ください。
  • 使用期限は、製造日から5年です。(バイアグラODフィルムは3年です。)

バイアグラ(Viagra)の副作用

バイアグラの効果発現時に「気分が悪くなる」「頭痛」「顔がほてる」「消化不良」などの副作用が現れることがあります。
また、光に過敏になる、色が変化して見えるなど、一時的に目の影響が現れる方います。

副作用の現れ方や感じ方には、体調や個人により差がありますが、効果が現れていることの証だと思ってください。

頭痛や消化不良が気になる方は、市販薬の頭痛薬や胃腸薬と併用しても問題ありません。
どうしても副作用が出てしまう方は、ED治療薬を服用される際に一緒に市販薬を服用する、あるいは用量を少なくして様子を見ることをオススメします。

なお、副作用は作用時間の経過とともに治まりますのでご安心ください。

バイアグラ(Viagra)の注意点

次に当てはまる方は、必ずかかりつけの医師にご相談ください。

  • 肝臓の悪い方
  • 腎臓の悪い方
  • 陰茎の病気(屈曲、しこりなど)のある方
  • 血液の病気(鎖状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病など)のある方
  • 血が止まりにくいなど出血性の病気のある方
  • 消化性潰瘍のある方
  • 他の勃起不全治療剤、勃起補助器具を使用している方、手術を受けたことがある方
  • 心臓病、高血圧症、排尿障害などの治療薬を服用中の方
  • 過去に視力喪失の経験のある方
  • 高齢(65歳以上)の方

※バイアグラとα遮断薬(排尿障害や高血圧の治療薬)とを一緒に服用することで、「めまい」「立ちくらみ」などが起こる恐れがあります。
高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械を操作する時は十分注意してください。

バイアグラ(Viagra)を服用できない方

  • 今までにシルデナフィル製剤を服用して過敏症(アレルギー)を起こした方
  • 心血管系障害などのために医師から性交が不適当だと診断された方
  • 重症の肝臓病の方
  • 低血圧の方(最大血圧90mmHg未満または最小血圧50mmHg未満の方)
  • 高血圧の方(最大血圧170mmHg異常または最小血圧100mmHg以上の方)
  • 脳血管に病気のある方(脳梗塞・脳出血)や心筋梗塞を起こした方(過去6ヵ月)
  • 網膜色素変性症(進行性の夜盲)と診断された方

バイアグラ(Viagra)の併用禁忌薬

ED治療薬には併用禁忌薬があります。

次のお薬を服用されている方は、バイアグラを服用しないでください。

より詳細なページもご覧いただけます。
>>バイアグラの併用禁忌薬

 

▼主な併用禁忌薬販売名リスト

亜硝酸アミル

  • 亜硝酸アミル

 

硝酸イソソルビド

  • アンタップ
  • イソコロナールR
  • イソピット
  • L-オーネスゲン
  • カリアントSR
  • ジアセラL
  • 硝酸イソソルビド
  • ニトラス
  • ニトロール
  • フランドル
  • リファタック

 

一硝酸イソソルビド

  • アイトロール
  • 一硝酸イソソルビド
  • ソプレロール
  • タイシロール

 

ニコランジル

  • シグマート
  • ニコランジル
  • ニコランマート

 

ニトログリセリン

  • ジドレン
  • ニトログリセリン
  • ニトロダーム
  • ニトロペン
  • バソレーター
  • ミオコール
  • ミニトロ
  • ミリステープ
  • ミリスロール
  • メディトランス

 

ニトロプルシドナトリウム水和物

  • ニトプロ

 

ニプラジロール

  • ニプラジロール
  • ニプラジロールPF
  • ニプラノール
  • ハイパジール

 

アミオダロン塩酸塩

  • アミオダロン塩酸塩
  • アンカロン

 

リオシグアト

  • アデムパス

バイアグラ(Viagra)に関する資料

遠隔診療ポケットドクター

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